昨年度からスタートした親子で楽しむ児童劇「シンデレラ」創造プロジェクト。
富山県内の中高校生たちが、訓練と稽古を重ねて、
SCOTの劇団員と一緒に創造した作品をいよいよ利賀で上演します。
 
「シンデレラ」
 
構成:鈴木忠志
指導:竹森陽一、齊藤真紀
出演:富山県内の中高校生
    (富山県立北部高等学校、富山市立速星中学校、富山市立北部中学校)
         SCOT
 
2014年3月2日(日) 11:00開演、14:00開演(2回公演)
利賀芸術公園 利賀創造交流館
 
入場料:一般3,000円、学生1,000円
予約開始:2014年2月12日(水) 9:00より
購入方法:アーツナビカウンター http://info.arts-navi.com
       県民会館、富山県教育文化会館、高岡文化ホール、新川文化ホール
       TEL予約 利賀芸術公園 0763-68-2028 (9:00-18:00)
 
 
2012年に親子で楽しむ音楽劇として鈴木忠志が創造した「シンデレラ」。
グリム童話とロッシーニのオペラ「チェネレントラ」をベースに、
アダモのシャンソン、プロコフィエフの「シンデレラ」など、音楽が満載のこの舞台は、
劇団SCOTのレパートリー作品として、利賀、富山、静岡、東京など様々な劇場で上演されています。
今回上演する「シンデレラは、出演する子供たちにふさわしく、元の鈴木忠志の演出を大幅に変えた新版です。
主人公のシンデレラと幻想の王子の役を富山県内の中高校生7名が演じます。
出演する中高校生は、昨年1月から劇団SCOTの指導によって、
鈴木忠志が創り出した俳優訓練法「スズキ・トレーニング・メソッド」を学び、利賀で稽古を重ねてきました。

この「シンデレラ」は、主人公の女の子がお芝居を書いている場面から始まります。
お芝居は、たくさんの人たちで創られます。戯曲を書く人、演出する人。それから登場人物を演じる俳優たち。
衣装、舞台装置をつくる人、音響や照明を担当するスタッフ、などなど。
お芝居がどんなふうに創られていくのか、その楽しさをこの舞台で体験してください。

女の子が書いたお芝居には、これまでの「シンデレラ」にはない、オリジナルのエンディングが用意されています。
本当の王子は現れるのでしょうか? 
 
中高校生たちと創りあげた新しい「シンデレラ」をお楽しみください!
 
 
主催:(公財)富山県文化振興財団
共催:富山県、劇団SCOT、(公財)舞台芸術財団演劇人会議
後援:南砺市
助成:(財)地域創造